相談事例

2017年11月07日

相談事例59 (豊中市の方からのご相談)父が亡くなり、子である私(長男)と弟(次男)が相続人になった。父は私の子ども(孫)に不動産を生前贈与していたが、特別受益に当たるか?

相談事例59 (豊中市の方からのご相談)父が亡くなり、子である私(長男)と弟(次男)が相続人になった。父は私の子ども(孫)に不動産を生前贈与していたが、特別受益に当たるか? 特別受益者となるのは、共同相続人の中で被相続人から遺贈を受け、又は婚姻・養子縁組のため若しくは生計の資本としての贈与を受けた者です(民法903条)... 続きはこちら≫

2017年11月06日

相談事例58 (箕面市の方からのご相談)父の遺産の中に借地権(及び借地上の建物)があり、父は当該借地権(及び借地上の建物)を私に遺贈するという遺言を残していた。この場合、私が借地権を取得するために賃貸人の承諾を得る必要はあるか?

相談事例58 (箕面市の方からのご相談)父の遺産の中に借地権(及び借地上の建物)があり、父は当該借地権(及び借地上の建物)を私に遺贈するという遺言を残していた。この場合、私が借地権を取得するために賃貸人の承諾を得る必要はあるか? 法律上、借地権を他人に譲渡する場合は、原則として賃貸人の承諾が必要とされていますが(民法6... 続きはこちら≫

2017年11月06日

相談事例57(箕面市の方からのご相談)父の遺産の中に抵当権の設定された不動産がある。この抵当権は父名義の住宅ローンを担保するために設定されたものであるが、今後遺産分割調停や遺産分割審判になった場合、当該不動産については、住宅ローンの残額相当額を減額して評価されるか?

相談事例57 (箕面市の方からのご相談)父の遺産の中に抵当権の設定された不動産がある。この抵当権は父名義の住宅ローンを担保するために設定されたものであるが、今後遺産分割調停や遺産分割審判になった場合、当該不動産については、住宅ローンの残額相当額を減額して評価されるか? 抵当権の設定された不動産について、被担保債務を不動... 続きはこちら≫

2017年08月09日

相談事例56 父が「長男に全ての遺産を相続させる」旨の遺言を残して亡くなった。法定相続人は兄(長男)と私(弟)の2人であるので、兄に対して、遺留分相当額を請求しようと考えている。父は生前、友人の債務の保証人となっていたが、この保証債務は遺留分算定に際し考慮されるか?

相談事例56 父が「長男に全ての遺産を相続させる」旨の遺言を残して亡くなった。法定相続人は兄(長男)と私(弟)の2人であるので、兄に対して、遺留分相当額を請求しようと考えている。父は生前、友人の債務の保証人となっていたが、この保証債務は遺留分算定に際し考慮されるか?(箕面市在住の方) 遺留分算定の基礎となる財産は、「相... 続きはこちら≫

2017年08月09日

相談事例55   祖父が亡くなり、父と叔母(父の姉)が相続人となった。しかし、祖父の死亡後すぐに父が亡くなったため、祖父の遺産分割協議は行われていない。母は存命で父の子は私1人である。この場合、祖父の相続に関して、私(孫)は相続人となるか?

相談事例55 祖父が亡くなり、父と叔母(父の姉)が相続人となった。しかし、祖父の死亡後すぐに父が亡くなったため、祖父の遺産分割協議は行われていない。母は存命で父の子は私1人である。この場合、祖父の相続に関して、私(孫)は相続人となるか?(吹田市在住の方) 被相続人(祖父)の子(父)が、相続の開始(被相続人の死亡)以前に... 続きはこちら≫

2017年08月09日

相談事例54   夫が亡くなり、私(妻)と長女が相続人となった。夫と私(妻)は離婚していなかったものの長年別居しており、夫は別の女性と同居して一緒に生活していた。それでも私(妻)は相続人となるか?

相談事例54 夫が亡くなり、私(妻)と長女が相続人となった。夫と私(妻)は離婚していなかったものの長年別居しており、夫は別の女性と同居して一緒に生活していた。それでも私(妻)は相続人となるか?(豊中市在住の方) 民法890条は、被相続人の配偶者が常に相続人となることを定めています。   ここでいう「配偶者」と... 続きはこちら≫

2017年07月06日

相談事例53 父が亡くなり、兄と私(妹)が相続人となった。父の遺産は不動産だけであるが、同不動産には現在私が居住しており、今後も住み続けたいと考えている。どのような遺産分割方法が考えられるか?

相談事例53 父が亡くなり、兄と私(妹)が相続人となった。父の遺産は不動産だけであるが、同不動産には現在私が居住しており、今後も住み続けたいと考えている。どのような遺産分割方法が考えられるか?(豊中市在住の方) 唯一の遺産である不動産に相続人の一人が居住し続ける場合、遺産分割方法としては、 ①代償分割、②共有分割、③賃... 続きはこちら≫

2017年07月06日

相談事例52 父が亡くなり、兄と私(弟)が相続人となった。父は生前、個人で事業を経営しており、兄もその事業を手伝っていた。遺産分割協議を行ったところ、兄は「長い間父の事業を手伝い、父の財産を増やしてきたので、自分には寄与分が認められる。」と主張している。兄は父から毎月給料をもらっていたが、兄に寄与分は認められるか?

相談事例52 父が亡くなり、兄と私(弟)が相続人となった。父は生前、個人で事業を経営しており、兄もその事業を手伝っていた。遺産分割協議を行ったところ、兄は「長い間父の事業を手伝い、父の財産を増やしてきたので、自分には寄与分が認められる。」と主張している。兄は父から毎月給料をもらっていたが、兄に寄与分は認められるか?(箕... 続きはこちら≫

2017年07月06日

相談事例51 父が亡くなり、母と私(妹)と兄が相続人となったが、兄が遺産分割協議に協力しない。そのため、裁判所に遺産分割審判を申し立てようと考えているが、遺産分割調停を申し立てずに、直接遺産分割の審判を申し立てることはできるか?

相談事例51 父が亡くなり、母と私(妹)と兄が相続人となったが、兄が遺産分割協議に協力しない。そのため、裁判所に遺産分割審判を申し立てようと考えているが、遺産分割調停を申し立てずに、直接遺産分割の審判を申し立てることはできるか?(池田市在住の方) 家事事件手続法257条が定める調停前置主義は、訴えの提起(審判の申立ては... 続きはこちら≫

2017年06月07日

相談事例50 母が亡くなり、私(姉)と弟が相続人となった。母は全ての遺産を私(姉)に相続させる内容の遺言を残していたため、先日、弟から遺留分減殺請求された。弟は母の生前に不動産の贈与を受けているが、弟の遺留分減殺請求は認められるか?

相談事例50 母が亡くなり、私(姉)と弟が相続人となった。母は全ての遺産を私(姉)に相続させる内容の遺言を残していたため、先日、弟から遺留分減殺請求された。弟は母の生前に不動産の贈与を受けているが、弟の遺留分減殺請求は認められるか?(吹田市在住の方) 遺留分は、被相続人が相続開始時に有していた財産の価額に特別受益の額を... 続きはこちら≫